戯戯


というわけで18〜19は京都に居たんでその記録。
京都は祇園の後で人出はさほどでもないが雨がひどかったりした。


琵琶湖の人と邂逅してスチームボーイを観る。
新京極?の東宝、スクリーンが小さかった。


スチームボーイは、友人に散々脅かされてたからそれほど悪い出来とは思わなかったが
やはりなんかお話的に行き当たりばったりな感じは否めず、メッセージ性も低い。
実際は「10年近く作ってたが収拾つかないな、そろそろ一旦仕上げて金にするか」
くらいの印象を得た。


映像的にも特に目をみはるところは無かった。
無論全編すさまじい描き込みで凄いといえばそうなんだが
俺の目にはCGで描かれたと思わしき城内部のクレーンが一番迫力あった。
そういった方面はアップルシードのが確実に上ぽ。
映像美的にはイノセンスのが確実に上ぽ。
遅れてきたスチームパンクの世界観を楽しむのが正しい姿か?


他雑感
 ・マシーンライクなでかい建造物(ズバリ城なわけだが)が動くらへん幸か不幸かハウルの動く城と映像的にも被る。
  ハウルのが被ったと言うべきか。はてさて。
 ・スカーレットの顔が前半と後半だと別人の悪寒。
 ・エンドロールに出てきた映像も意味不明、続編の予告も兼ねたものだろうが。
 ・普通あれだけのことをやったオハラもスチムも以後イギリスに居られない。



夕刻、琵琶湖の人と別れて四条、三条あたりをぶらついた後
ふじのもりで京都人と会う。


京都人は相変わらず。
奴とは生涯で一番付き合いが長く、今となっては数少ない親友と呼べる人間ゆえに
年に一度こうして酌み交わす酒(というほども俺は飲めないが)は本当に美味い。
そのまま奴の家に一泊。昔同様遅くまで語る。
翌朝やつは仕事なので一緒に出て私はその足で帝都に戻った。