アプラクサスの夢 高橋弥七郎
同著者のシャナは手を出してないがA/Bエクストリームには手を出してた人。
ビートのディシプリンの三巻を探しに本屋に入ったが無かったので手にとってみた。

前進あるのみ!前進あるのみ!!
鎧袖一触、意気軒昂! 古今無双、天下無敵!!
前進制圧共働撃破!
前進接敵即殲滅!!

ヤバイ、この爺ぃ、カコイイ・・・。
これはその旅団長+旅団員3名(軍の精鋭・殲滅部隊)のウォークライ。自賛句だと。


少佐の演説とか斑鳩とか当方なんかしら魂揺さぶられる台詞に弱い。
これはシンプルで力強い漢字・熟語のカッコ良さですな。
なお、これだけ見ると猪武者っぽいが無論実際はさにあらず。


読了、色々詰め込みすぎの感が無きにしもあらずだが一気呵成に読める。
なかなか切ないお話でした。
既刊を読まなくても自然に話が判る書き方ってある意味変なとこにプロフェッショナリズムを感じた。


見落としかもしれんがアプラクサス(アブラクサスと同意だよな?)の由来に言及を見なかったような・・・。