昨今の動き的な何か

男爵校長DS 1 (1) (アクションコミックス)

男爵校長DS 1 (1) (アクションコミックス)

男爵校長DS 2 (アクションコミックス)

男爵校長DS 2 (アクションコミックス)

男爵校長DS:
コレ以前に男爵校長(無印)がある
事件発生→コスプレした校長が出てきてオチをつけたりつけなかったりする展開のシュールギャグというか
著者のÖYSTER氏はエロ漫画で同名の人とは別人で吉崎観音のアシさんだそうな
というか大昔手に取ったサムスピの同人誌がこの人の作品で
その頃から不条理系ギャグで独特のカラーが只者ではない風だった
DSになって無印より更にストーリー的なものの深度が増しており
いささか強引な感じがしないでもないが許容範囲内
相変わらず絵力が凄すぎて密度が濃いのにそう感じさせない絵柄で女の子が可愛い




そんで本筋とは関係ないけど主人公の一人がフロイトを指して「疑似科学はいいです」
とバッサリ切り捨てるコマが非常に印象深い
学生時代は心理学にのめりこんでた時期があって
それから得たモノは基本的に証明不能な領域であって
結局「そういう考え方も出来るね」という視点で
それはそれで有意義じゃねぇかと思ってたが
なるほどそうも見れるのかと衝撃を受けたみたいな






ウォッチメン
これ映画化した時はその手のサイトで見てなんとなく知ってたけど
その際は特になんとも思わずスルーしてた
こないだバットマンのゲームをやって久々にアメコミ熱が上がって
色々調べてたら改めてアンテナにひっかかったので
買おうと思ったら何処にも(アマゾンも品切れで)売ってなかったため
長らく悶々としてたがこないだ見たら入荷してたのでぽちった
細けぇことは既に出揃ってると思うのでパスするが大満足
最後まで己を通したロールシャッハさんッパネェっす
イン殺さんとこから引用無断拝借するところのココらへん


「さっき Dr. マンハッタン以外はキン肉マンでいうところのジェロニモだって言ったけど、スマンありゃウソだった。一人例外がいます。我らがロールシャッハたんです」
「? 超人に憧れるただの人じゃないの?」
「しかしロールシャッハジェロニモではありません」
「誰?」
「柴千春」
「……」
「……」
「つええ! こいつはつええ」
「オジマンディアスとの口喧嘩なんて負けるわけがありませんよ。"核戦争は気合よ"とか言ってる。絶対言ってる」
「ろぅるぁ、しゃっあっはっ! ろぅるぁ、しゃっあっはっ!」



「小芝居を繰り広げるわたしの中のヒラコー一味はさておき。

そんなシャッハさんことコヴァックが官憲に捕まった際に精神科医
「世界は偶然の塊だ。パターンなんて、見るものが自分の空想を押し付けただけだ」
「本当は意味なんかありはしない」中略
「それがロールシャッハだ」
と述べていたわけだがなんとも趣深いというか私好みだったんだろう
インクブロットで何が判るのかって疑問は昔からあった
メタ視点からの神経戦みたいな用途とかだったんだろうか
その手の深みにはまってもしょうがないと思ったのも心理学を齧った後の結論だった





Steins;Gate (シュタインズ・ゲート) (数量限定版) - Xbox360

Steins;Gate (シュタインズ・ゲート) (数量限定版) - Xbox360

シュタインズ・ゲート
ゲームといえばべヨネッタを買おうと思ったら発売日当日色々あって買えなかったため
ほとぼりが冷めてから買おうと思いつつウォッチメンをポチった時にカートに一緒に入れたのがこれ
買っておいてなんだが自分はADVゲーム億劫病なので長時間のプレイは出来ない
実際なかなかプレイしなかったし始めても休み休みプレイ
最初の3時間くらいは特に苦痛にも思えた
それが5時間目くらいからテキスト・ネタが軽妙に思える様になって苦痛でなくなり一気呵成
10時間を越えた辺りから賞賛に変わったというか泣きそうになった
約12時間で1周目を終えた今これはすげいと思うに至る
寝て覚めてからもアレはああいうことだったんじゃねぇかとか次周への思いが尽きない
来週は有給を使って一気に進められたらいいな