KG カラテガール

昨日ふと思い立って新宿のバルト9カラテガールを観て来た
シアター7はバルト9でも小さい劇場で後方の左寄りが残ってたのでそれにしたら
実際はほぼ真ん中でベストポジションだった



本作は端的にアクションを見るための映画だろうなと割り切ってたがその通りだった
出演の武田梨奈も飛松陽菜も動いてる絵が良い
というか武田梨奈は普通に美人だ
飛松陽菜はまだあどけない感じで将来に期待って感じ
女の子だしきっとあと2,3年で別人みたくなるんだろうな
どちらも良く飛ぶし動きも早い



基本的に素晴らしいんだがやはり打撃に重さが無いとかタイミングが残念とか色々あった
ノースタントノーワイヤーノーCGとかの信念で作られたモノだからそこらへんは致し方無しか



それはさておき何よりもお話・脚本がスーパーヒーロータイム以下
というかシナリオのクソっぷりに逆にそれでも演じきる役者魂・プロの仕事を見た
(特にラスボスの人・田川周に悲哀を感じた、要らんお世話かもしれんが)
この手の映画はクソシナリオである事を競ってるのか?といぶかしむくらいクソだったりするが
これもご他聞に漏れずクソでなんつーかアクションや演技が凄くMOTTAINAI!!って思った次第



もしかしたら武田梨奈、飛松陽菜その他大勢のアクションカタログとして作られて
シナリオは二の次てな路線とか思わんでもなかったがそれにしても酷い
観てて序盤から体をかきむしりたくなったり眼を覆いたくなった事が何度か



ただ多分そういうのを笑うのが本来の意図だと解釈することにした
事実上のラスボスを倒す場面とか私は声を殺して大笑いしてた
多分二つくらいとなりの人も笑ってた
でも他の人は微動だにしてなかった
あれは笑うとこだろ・・・



終劇して明るさが戻ったところで早々に立ち去ろうとしたら
何やら監督と武田梨奈の舞台挨拶があるとかでまた席に戻った
周囲の人間は微動だにしなかったため周知の事だったのだろう
というかどうやらリピーターくせえ、なんか別の世界の存在を感じた



生で見た武田梨奈はやはり美人で監督がまた喋りが達者な人だった
シナリオがクソなのには玄人受けする何かの意図があるんだろうと思う事にした
二人の掛け合いで撮影の裏話やデモとして武田梨奈のロー・ミドル・ハイキックを生で拝ませてもらった
驚いたのは監督自ら武田梨奈とかを日常的に稽古をつけて蹴りとか受けてる様だった事



世界に通じるアクションスターの養成していて特にそういう女優はあまり居ないという事で
武田梨奈は世界を狙えるポジションだとの事
素直に賛同、是非ハリウッド映画とかに出て売れて欲しいと思った



関係ないが舞台が横浜のみなとみらい近辺が主で
知ってるところがよく映ってて「あー」とか思ってたら
悪の組織・企業の本拠地が会社・本社のすぐ傍だった件
元々ロケとかそこかしこで行われてる土地だけどね
まさかすげえ近くにあんな集団が居たとは思わなんだと笑った




追記:
ああこれ素直に低年齢層向けなのか?
空手人口の拡大を担う役目・意図もあるのかもしれない
というか好意的に見るとそんな感じか
それにしても子供相手でももうちょっとなぁと思うオレガイル